アパレル店員が公務員に転職したブログ

就活失敗したアパレル店員が公務員試験に合格して今は中の人です。

【時間がない人向け】教養論文の書き方

こんにちは〜 natsuです。
私の就活のダメパターンを振り返っていたところですが、教養論文の書き方について質問があったので、試験まで時間がないということもあり、こちらのテーマについて書きたいと思います。

これから書くのはあくまで時間がない人向けです。そもそも文章を書くのが苦手な人、20テーマくらいを入念に用意したい人には向かないかと思います。

ちなみに私が最初から最後まで書いて用意したテーマは次の通りです

高齢化社会における行政の役割
・危機管理
・観光振興
・待機児童問題 

このくらいですかね〜。
でヤマ張って書き込んだのは2テーマです。結局でなかったんですけど。

結局教養論文って何が出るかよくわかんないんですよね。ある程度テーマは決まってるけど、昨年の国家一般みたいな ん? って問題がいきなり出たり。
だから、時間がない人が全テーマを書き込むのははっきり言って無理難題だと思います。

ですが、論文の構成の理解と具体的な論点の整理さえできてればある程度のテーマには対応出来ます!


  • とりあえず異なる有名テーマをひとつずつ用意
結局のところ、論文ってある程度のグループに分かれるんですよね。なので、いくつかの異なる分野で書いておけば少しが変わっても対応ができるんですよ。
たとえば上の例だったら、()内についても応用できるわけです。

高齢化社会における行政の役割(高齢者の孤立問題)
子育て支援(男性の育児参加)
・危機管理(災害に強い街づくり)
・観光振興(産業振興、地域経済活性化)
・待機児童問題 


この時に選ぶのは抽象的なテーマであることですかね。 
たとえば、「高齢化における行政の役割」と「高齢者の孤立問題」だと前者の方が抽象的です。後者の方がより具体的な狭い問題について書かなければいけません。
抽象的なテーマを選ぶことによって 、そこから派生する数テーマに応用をきかせるのです。

しかし、このやり方でしか論文を作っていないと、論点が絞られた論文に対応出来なくなってしまいます。

そこで私が作っていたのが論文メモです。


  • 必要最低限の情報だけを抜き出した論文メモを作ろう

私はほぼ論文を書かなかったのですが(論文に割く時間がなかった)、さすがに危機感を覚えて必要な情報だけ抜き出したメモを作っていました。
簡略した例を書きますね

<男性の育児参加>
①男性の育休取得率◯%
→女性の負担感増、少子化に拍車
②仕事は男性、家庭は女性という役割分担意識
   職場で育児休暇を取りづらい環境
③育休取得率の良い企業に助成金
   また画期的な取り組みは広く周知しインセン       ティブを高める
④実際の取り組みなど

こんなかんじですね
①には社会的背景、問題の根拠となる統計情報、それによってどんな問題が起こるか。いわゆる起承転結の「起」の部分ですね。
数字が入ってると具体性が増すのでなるべく入れて覚えるようにしてました。

②は①に対する考察、なぜこのような問題が起こるのかという部分。ここはかなり膨らませやすいので簡略

③は問題の解決策。
できるだけ具体的に、使えなさそうなものも使えそうなものも数個。ここで絞り出したものが意外と別のテーマで使えたりもする。

④は問題に対して行政がどんな取り組みをしているか。試験種によって調べました。
〜(自治体等)ではこの問題に対して〜のような取り組みをしている。
みたいなことを論文の結論とか結びとかに入れるためです。



私はこの程度しかやりませんでしたが、国家では評価B、特別区でもいい評価をもらえたと思います。(どちらも作り込んで用意した論題ではありませんでした)

教養論文は得意不得意別れる分野だと思いますが、点が取れると有利です!

あと試験まで少しですが、身体を大切に頑張ってくださいね!