アパレル店員が公務員に転職したブログ

就活失敗したアパレル店員が公務員試験に合格して今は中の人です。

わたしが新卒の時にやったダメ就活パターンを共有します③

こんにちはーnatsuです。

そろそろ国家の試験ですかね。
私は前日の夜に受験票を作ったんですけど、まさかのパンチで穴を開けないといけないターンがありまして。
もうほぼ深夜だし、パンチはコンビニで売ってないし、途方に暮れた結果コンビニでパンチを借りて穴を開けました。恥ずかしかったです。笑


さてさて、前回は間違った自己分析の一例を紹介しました。
今なら分かるakiさん(もといnatsu)の何がダメだったのか。考えていきたいと思います。

面接って、本当に向き不向きがあるんですよね。自分の魅力を伝えるのが上手い人間って一定数いて。そういう人はポンポン面接に受かっていく。逆にすごく苦手な人もいる。

面接がニガテ…。面接で全然手応えがない。と悩んでいる人のヒントになればという願いを込めて書きます。(大学生の就活中は面接に受からなくて毎晩泣いてました。そんな人たちの力になれますように)

念頭に置いていただきたいのは、自己分析とは自分のどの面をどのように見せるかを知る・考えることなんです。
当たり前ですよね。そう、当たり前なんですよ。でも、これが思ったより難しい。自己の視点と他者の視点をうまく整合していかなければならないんです。


1.志望動機は「好き」だけじゃ足りない。問題意識をいれる。

これは「好きなことを仕事にしたい!」タイプが陥りがちな罠です。
就活に大切なのは熱意なのは言うまでもないですが、ただただ好きな気持ちをぶつけるだかではなくなぜ好きなのか?をロジカルに説明する必要があります。

さて、akiさんは出版社入社への志望動機を素直に「好きという気持ちが救ってくれた→自分も今度は作る側に立ちたい」と表現していました。これでは志望動機が「好きになった経験」にフォーカスしてしまいます。たとえ事実だとしても、これでは説得力に欠けます。

そこでオススメするのが問題意識にフォーカスを当てた志望動機を作ることです。業界を否定した動機は必要はありません。志望する業界に入ればこんな問題を解決できる、という一般的な事柄となぜそこに興味を持ったのかの体験を語るのです。


さて、前職のある人たちはこの作業をするときに、やはり前職に絡めた志望動機を作る必要があります。これ、意外と難しいですよね。
公務員転職の理由が明確だった人はかなり強い志望動機作れると思いますけど、職場環境や待遇の改善を求めて転職した人は苦労するポイントかもしれません。
地方公務員の行政職は仕事が幅広いのでなんとか作れるかもしれませんが、国は官庁ごとに毛色が違うのでまずは自分の経験からどの官庁になら自分を売り込めるか?を考える必要があるかと思います。


2.自己アピールは「業界に向いてそう」と思わせるエピソードを。

自己アピールでは自分の素直な長所をアピールすることより、その業界に1番必要そうな要素を自分の中から探し出してエピソードを話したほうが良いです。

akiさんは自分の1番の長所は「粘り強く努力してできること」としていました。
これはもちろんどの仕事でも活きてくることです。でもそういう「どの仕事でもアピールできること」って意外と危険で、選ぶエピソードも説得力に欠けてしまう可能性があります。

この業界に必要な能力ってなんだろう。と考えてみて下さい。またはOB訪問や説明会で積極的に聞いてみて下さい。そしてそこから受けた印象を自分なりにまとめ、自分に通じるものがあるか考えてみて下さい。


3.面接に落ち続けたら、自分の進路を見直す勇気を持つ。

行きたい業界がある。この仕事以外考えられない。でも面接に落ち続ける。もうどうすればいいんだろう。

そんな絶望の淵に立ってしまったあなた。
1回立ち止まってみてください。んで、親の言うことに耳を傾けて見て下さい。
「〇〇にはこういう仕事のほうが合うんじゃない?」
こんな助言を
「そんな仕事したくない!向いてない!」
と無下にしていませんか?

こんな抽象的なことを言うとモヤモヤするかもしれませんが、やっぱり相性ってあります。会社との相性、面接官との相性。
ひとそれぞれもちろん個性はありますけど、なんとなく同じような人たちがあつまります。
で、面接官も実務経験のある人たちがやっているわけですから、この仕事はこういうひとが向いていてこういう人は向いていないっていうのが彼らなりにあるわけです。

で、そんなの就活生にしたらわかんないんです。だってやったことないんだもん。
しょうがないし、どうしようもない。

だからこの業界はもしかしたら自分に向いてないのかもしれないという視点を持ってみてほしいんです。
やりたいという熱意も大事なんですけど、向き不向きの現実に冷静に向き合ってみてほしいんです。

ちなみにnatsuは考えてみたらマスコミ系もアパレルも全然向いてませんでした。
自分からぐいぐいいくハングリー精神とかない。どっちかというと雑誌とか服とか好きなひとが買えばいいよねって性格。
そうすると物を買わせる仕組みとか仕掛けとかを考えたり接客したりって向かないわけですよね。今更ですけど。
そりゃ入社約2ヶ月で公務員の予備校入りますよねえ。


転職だって悪じゃないです。
入らなかったら分からないことっていっぱいありますから。
わたしだってこれからまた転職するかもしれないし。

ただ、面接に受からないなんて、自分は社会不適合者なんじゃないか…
そんなことを思わないでください。
大丈夫。あなたを必要としてくれる社会はきっとありますよ。

終わります。

わたしが新卒の時にやったダメ就活パターンを共有します②

こんにちはーnatsuです。

最近ブログにコメント頂けて嬉しいです〜。
あーこういう話題に需要があるんだなぁとか、分かる私もそれ不安だった!とかとか。
勉強になるし、共感もあるし、更新頑張ります。

さて、わたしの闇落ち王道ダメパターンの就活の話でしたね。(これメンタルやられるんだわ…) 


気を取り直していきましょう。

ここではakiさんという女の子に登場してもらいます。

大学3年生のakiさんは中学からバレー部に所属し、全国大会に出場したこともある。大学時代も1部リーグでがんばってきた(スポーツ詳しないので間違ってたらスミマセン)学生時代は部活が厳しく、おしゃれができなかったがほんとうは服が大好き。キツい練習の中で、買い物をした時の幸せな気持ちが癒しとなっていた。この気持ちを仕事にしたい!できれば出版社でファッション誌を担当したい。

akiさんは自分のアピールポイントを考える。自分の長所はつらい部活を乗り越えてきたことから、根性があること。粘り強く努力できること。

さてさて、akiさんはメチャクチャ素晴らしい経験を持っています。つらい部活の中で鍛えた根性があれば容易にへこたれないだろうし、挫折経験もあるだろうし。


これはどこでアピールしても人事をおっと思わせるでしょう。


ただakiさんは、出版業界でこの経験を愚直なまでにアピールします。つまり、万能だと思って何でも使っちゃう。常に使っちゃってる。自己アピール、志望動機、欠点なんでもかんでも部活!!!!

志望動機→部活でつらいときにファッションが私を支えてくれた

自己アピール→粘り強く努力できる etc

自分にはつらい練習に耐えうる精神力がある!この精神力だったらどんなつらいことでも乗り越えられる!自分の未来が切り開ける!活かせる!活かせる!活かせる!分かる、分かるよakiさん!!!!でもちょっとストップ!!!!


akiさんのエピソードはほぼ部活に終始してしまいます。分かるよakiさん。だってakiさんは全人生をかけてバレーに挑んできたんだもん!

でもねakiさんakiさんのエピソードは真面目で努力家な側面しか見せていないんだよ!!!!

だから例えば
大学1年の時から出版社でインターンをしてきました
なんていう人や
学生時代出版系のサークルに入っていました
っていう人達の問題意識→志望動機にはもちろん負けてしまうんだよ。


さて以上の問題から分かるakiさん…もといnatsuのダメな点を振り返ってみましょう。
(あ、ちなみに部活で全国!は分かりやすい例を挙げてるだけでそんなすごいことはしてないです)
③に続く!!!!





【時間がない人向け】教養論文の書き方

こんにちは〜 natsuです。
私の就活のダメパターンを振り返っていたところですが、教養論文の書き方について質問があったので、試験まで時間がないということもあり、こちらのテーマについて書きたいと思います。

これから書くのはあくまで時間がない人向けです。そもそも文章を書くのが苦手な人、20テーマくらいを入念に用意したい人には向かないかと思います。

ちなみに私が最初から最後まで書いて用意したテーマは次の通りです

高齢化社会における行政の役割
・危機管理
・観光振興
・待機児童問題 

このくらいですかね〜。
でヤマ張って書き込んだのは2テーマです。結局でなかったんですけど。

結局教養論文って何が出るかよくわかんないんですよね。ある程度テーマは決まってるけど、昨年の国家一般みたいな ん? って問題がいきなり出たり。
だから、時間がない人が全テーマを書き込むのははっきり言って無理難題だと思います。

ですが、論文の構成の理解と具体的な論点の整理さえできてればある程度のテーマには対応出来ます!


  • とりあえず異なる有名テーマをひとつずつ用意
結局のところ、論文ってある程度のグループに分かれるんですよね。なので、いくつかの異なる分野で書いておけば少しが変わっても対応ができるんですよ。
たとえば上の例だったら、()内についても応用できるわけです。

高齢化社会における行政の役割(高齢者の孤立問題)
子育て支援(男性の育児参加)
・危機管理(災害に強い街づくり)
・観光振興(産業振興、地域経済活性化)
・待機児童問題 


この時に選ぶのは抽象的なテーマであることですかね。 
たとえば、「高齢化における行政の役割」と「高齢者の孤立問題」だと前者の方が抽象的です。後者の方がより具体的な狭い問題について書かなければいけません。
抽象的なテーマを選ぶことによって 、そこから派生する数テーマに応用をきかせるのです。

しかし、このやり方でしか論文を作っていないと、論点が絞られた論文に対応出来なくなってしまいます。

そこで私が作っていたのが論文メモです。


  • 必要最低限の情報だけを抜き出した論文メモを作ろう

私はほぼ論文を書かなかったのですが(論文に割く時間がなかった)、さすがに危機感を覚えて必要な情報だけ抜き出したメモを作っていました。
簡略した例を書きますね

<男性の育児参加>
①男性の育休取得率◯%
→女性の負担感増、少子化に拍車
②仕事は男性、家庭は女性という役割分担意識
   職場で育児休暇を取りづらい環境
③育休取得率の良い企業に助成金
   また画期的な取り組みは広く周知しインセン       ティブを高める
④実際の取り組みなど

こんなかんじですね
①には社会的背景、問題の根拠となる統計情報、それによってどんな問題が起こるか。いわゆる起承転結の「起」の部分ですね。
数字が入ってると具体性が増すのでなるべく入れて覚えるようにしてました。

②は①に対する考察、なぜこのような問題が起こるのかという部分。ここはかなり膨らませやすいので簡略

③は問題の解決策。
できるだけ具体的に、使えなさそうなものも使えそうなものも数個。ここで絞り出したものが意外と別のテーマで使えたりもする。

④は問題に対して行政がどんな取り組みをしているか。試験種によって調べました。
〜(自治体等)ではこの問題に対して〜のような取り組みをしている。
みたいなことを論文の結論とか結びとかに入れるためです。



私はこの程度しかやりませんでしたが、国家では評価B、特別区でもいい評価をもらえたと思います。(どちらも作り込んで用意した論題ではありませんでした)

教養論文は得意不得意別れる分野だと思いますが、点が取れると有利です!

あと試験まで少しですが、身体を大切に頑張ってくださいね!



わたしが新卒の時にやったダメ就活パターンを共有します①

こんにちはーnatsuです。
すっかり春めいてきましたね〜〜

最近よくリクルートスーツ姿の人をみるなーということで。
今回は自分の思い出しただけで恥ずかしい失敗だらけの新卒の就活を振り返ろうかなぁと。
まさにネタレベルの王道のダメパターンを突き進んでいるので、前途洋洋の就活生達は反面教師にしていただければ。

  • わたしのダメパターン就活の軌跡
12月解禁→エンタメ系企業にひたすらESをおくる→4月くらいに持ち駒がなくなる→その頃には他業界の大手の募集なし→中小の事務を勧められるも「私には向かないキリッ」とまだ大手の残ってたアパレルを受け始める→容姿にも恵まれず、華やかな業界に向かないことも気付かずに大手から中小まで落ちまくる→ある中小企業に内定→1ヶ月で公務員転職を決意→退職→公務員(なう)です


もう数年前のことですが、若気の至りという言葉では片付けられない悲惨さが漂ってますね。自分のことながら若干引きます。
このように業界(しかも難関)をピンポイントで絞って持ち駒がなくなったころにはどうにもならなくなるのは王道のダメパターンですね。何だろう、当時はなぜか一縷の望みを託してたんですよね。やってみなきゃわからないじゃん!っていう謎の強い意志があったんですよね。 
結論:いくらやる気があってもダメなもんはダメ

さて、こんな簡単な罠になぜわたしはどハマりし、抜け出せなくなったのか。


  • なぜわたしの就活はダメだったのか?
自己分析が甘かった。ほんとうに甘かった。
これにつきると思います。
就活してると、自己分析という言葉に頻繁に遭遇するんですけど。当時のわたしは自己分析をよく分かっていなかった。
ほんとうに大事です自己分析。業界の選び方、やりたい仕事、面接での自己アピールの仕方等等、すべての面につながってくる。

ですが、当時のわたしは自己分析!と言われても「何をしていいの?」という状態で、とりあえず就活本に載ってる自分の幼少期から頑張ったことを振り返るってやつをやっていましたね。

今だから思うんですけど、自己分析ってもっと就活の方針というか、根幹なんですよね。だから幼少期からを振り返って、ESや面接のネタ探しをするのももちろん大切なんですけど、そこから見えてくる自分の価値観とか考え方みたいなものにフォーカスを当てて、今受けている企業はほんとうに自分と合っているのかということを考えたほうがいいと思います。

抽象的でわかりにくいと思うので、次回はわたしの「自己分析なっていなかったな〜」という実例を挙げてみたいと思います。

ぶつ切りですみません 
年度末なので許してください。。。



説明会活用方法〜特別区編〜

こんにちはーnatsuです。

さて、前回は説明会活用方法〜国家一般職〜でなるべく省エネな説明会の活用方法を紹介しました。

本日は特別区編です。

まず、特別区は国家とちょっと事情が違います。
なぜなら、特別区は1次試験申し込みの段階で第1志望から第3希望まで希望区を書かなければならないからです。

つまり、1次試験後の比較的余裕のあるときにゆっくりと希望区を決めることができません。そうすると、説明会がめちゃくちゃ大事なんです。


特別区という性質上、各区とも担う行政の役割は基本的に一緒です。面接時に、志望理由に説得力を持たせるには、区政への理解は欠かせません。
特別区の志望理由では、「なぜ23区の中からこの区を選んだのか」ということを明確に語る必要があります。繰り返しになりますが、各区ともに担う行政の役割は基本的に一緒です。つまりいかに区政を理解し、志望理由につなげるかがメチャクチャ大切です。 

逆に言うと、この説明会で、自分の強みやアピールポイントを語れる区を冷静に判断し、絞り込みをするのです。

(自分が適当に3区選んでのちに困ったので熱量をあげて語っています。)

そのため、合同説明会ではなるべく多くの区を回るといいと思います。なぜかというと、個別説明会よりも合同説明会の方が各区の違いを明確にすることができるからです。 


また、志望区が個別説明会を開いていたらどんどん足を運びましょう。区政を理解すると口では簡単に言いますが、なかなか難しいです。行政の仕事になじみのない人は特に。(大半はそういう人です。わたしもそうでした)そこで聞いた話をヒントにするといいと思います。


特別区を受ける人は、今から各区のホームページを見ておくことを強くオススメします。





説明会活用方法〜国家一般職〜

こんにちは、natsuです。
一次試験が迫ってきましたね。

最近更新できていなくてすみません。
実は早期採用で公務員として働き始めましたー。
慣れないことばかりでなかなか更新できませんでした。
現役公務員として感じたことをチョコチョコ書いていきたいと思います。


さて、秋くらいから徐々に説明会が始まっているかと思います。予備校が主催するもの、各自治体が主催するもの…色々ありますよね。


で、思うわけです。勉強のスケジュールとにらめっこしながら。

これ、本当に行く必要あるのか?

私が行った記憶のある説明会をまとめてみました。

11月
人事院主催の各府省合同説明会(一般職)
3月
特別区の合同説明会
・予備校の某区説明会 
6月〜7月
・府省主催の個別説明会×5、6回


特に国なんかは人事院主催の似たような内容の説明会を何回もやりますよね。正直行かなくていいなら勉強したい…。でも説明会に行かなかったことで面接に落ちたら嫌だ…。分かります、その葛藤。
そこで今回は私が思う説明会の活用の仕方について書きたいと思います。

ちなみに、地元の県庁は説明会に一切参加せずに合格しています。


試験までに何度かあるこの説明会。
国がどういう仕事をしているのか漠然とでもイメージを掴むために、1度は参加するといいかも、逆に何度も行く必要はないと思います。 
公務員の、それも国の仕事のイメージをつかむにはいい機会だと思います。

顔を売った方がいいと考えて何度も行く人がいるけれど、基本的に人事院主催の面接で名前を書くことはありませんでした。(もしかしたら私が参加したところがなかっただけかもしれないけれど)

人事に顔を覚えてもらうのは確かに有効な手段かもしれませんが、自分をガンガン売り込む積極性やガッツがある人以外は、義務感や危機感から何度も説明会に出るよりはその時間を勉強や面接対策に充てる方がずっと有意義だと思います。

志望先が明確な人は説明会の中から面接のネタをさがしながら聞くといいと思います。 

逆に、志望先が全く決まっていない人は興味が向くところを何個か回るといいと思います。

ここで大切なのは、自分が一切興味を持てない、まったく心惹かれない省庁に焦燥感から無駄な時間を使わないことかと思います。これは私の後悔なのですが。

国は省庁によって分野が明確に分かれているので、ここら辺の選別はしやすいかと思います。
自分の人生と何らかのつながりがあるところを数個選びましょう。怒りや悲しみ、趣味や興味、なんでもいいです。なにかしら自分の人生とリンクしているところを選びましょう。それこそが、のちに面接で大切な自己アピールにつながるからです。

持ち駒が一切なくなって選択肢が限られてきたときに説明会に参加していなかったら困るのではないか…と思うかもしれません。
大丈夫です。人がわんさかきて基本的に匿名の説明会ですから、いざとなれば説明会に行ったなどといくらでも捏造できます。だから、安心して限りある時間を有効に使ってください。
その代わり、パンフレットはできる限り集めておくといいと思います。困ったら、そこからネタを探せるからです。いざとなったらそれを見て研究しましょう。

参加府省のパンフレットを集めた部屋があったはずなので、そこでまずパンフレットだけ集めておくといいと思います。(数に限りがあるため)
ただ、早い時期の説明会だとパンフレットが1年前のものの可能性もあるので注意して下さい。(内容にそこまで変化は無いと思いますが)

  • 各府省の個別説明会
一次試験合格後、官庁訪問前にやるやつです。これは行った方がよい、寧ろ行かないのは危険です。メールや電話などで、個人でアポイントを取ります。名前は控えらると思っていいでしょう。
自分をガンガン売り込むチャンスです。色々な説明会の形態があるので、職員の話が聞けるものに参加するといいと思います。面接のときに、具体的な仕事のイメージがあればあるだけ強いです。売り込むべき自分のアピールポイントが分かるからです。
ですから、業務への理解を深めましょう。未来の仕事に、少しでも具体的なイメージを持たせましょう。質問タイムは有効に利用しましょう。実際に働いてる職員の生の声が聞けるチャンスです。


ちなみに一次合格発表後、官庁訪問開始前日くらいにおそらく人事院主催?の合同説明会があったと思いますが、この直前の時期に合同説明会に出る必要はまったくないです。行っていません。時間の無駄と言っていいと思います。


今日はこの辺で。次回は特別区編です。


働きながらの受験で大切だと思うこと③

こんにちは、natsuです。
季節の変わり目ですね。風邪を引いてしまいました。
そういえば特別区の受験前も風邪を引いて寝込んだのを思い出します。
皆さんも体調にはおきをつけて。


さて、前回の続きです。
膨大な勉強量の公務員試験を乗り切るには、「勉強量のスリム化」=「捨てる勇気」が大切だというのが前回までの内容です。


で、何を削ればいいの?という話になりますよね。
そこで、私が行ったことに関して具体的に書きたいと思います。


さて、私が思い描いたグランドデザインは
筆記を最低限で通過、論文と面接で挽回 
でした。

そこで私は筆記試験において、科目を絞ることを意識しました。


 ■科目を絞る とは


例えば専門試験。
専門試験は受ける自治体・試験種によって、問題数や選択方式が異なります。

たとえば国家一般職では科目を選択し、そこから外れて回答できないのに対して、特別区では科目に拘らず分かる問題を自由に回答できます。

例)
国家一般職
憲法民法Ⅰ・民法II・行政法・ミクロ経済・マクロ経済・財政学・政治学
8科目×各5問=40題回答

憲法5(問回答) 民法Ⅰ5 行政法5 ミクロ経済5 マクロ経済5 政治学2 経営学2 行政学3 社会学3 民法II2 財政学3
計40題回答

ということができるわけです。特別区は問題があまり難しくないと言われているので、予備校ではこんなことを言われます。
特別区は捨て科目を作らないほうがいい。

無理だと思いました。
いくら問題が簡単だと言っても、その範囲は膨大です。ましてや触れるのは初めての分野。
ムリムリ、時間無い。と思いました。

ですので私は、
専門は8科目しか勉強していません。
それでも特別区は受かりました。


■出ないところは勉強しない・分かるものは徹底的に


続いて内容が膨大な教養科目。
私はまず過去問に目を通しました。
そして、前年に出たところは勉強しませんでした。2年連続で出ることは無いだろうと判断したからです。

また、センター試験で選択しなかった日本史や地理に関しては出題の多い範囲のみの勉強。

逆にセンター試験で選択した生物や世界史、思想に関しては徹底的に勉強しました。

このようにできるものだけを徹底的に勉強、できないものは最低限の努力で乗り切る
ようにしました。


■その他

私が1番楽したのは論文です。
本番に向けて5〜6テーマしか用意しませんでした。
自力で何本か書いて2題くらい添削を受けたのですが、添削なくてもいけるな、と思いそれきり受けませんでした。


これが私が行ったスリム化です。

勉強方法の参考になれば幸いです。


働きながらの受験で大切だと思うこと 完