アパレル店員が公務員に転職したブログ

就活失敗したアパレル店員が公務員試験に合格して今は中の人です。

働きながらの受験で大切だと思うこと②

こんにちはnatsuです。

いきなり関係ない話なんですが、会社辞めるのってすごく体力使うんですね…。


需要があれば退職関連のことも(人事との有給戦争のこととか)かこうかな笑

さて、前回の続きです。


膨大な科目数にも限らず限られた時間しか残されていない社会人に大切なこと。

「捨てる勇気をもつ」とは何か。


自身の具体例を出したいと思います。

まず、大切なのは自己分析に基づく戦略です。
私は自身をこう評価しました。


■自己分析に基づく戦略


まず公務員試験を3つの項目に分けます。
筆記・論文・面接です。

わたしは自分のウィークポイントは筆記であると考えました。
多くの科目を効率よくこなしていく要領がないと考えたからです。


逆に自信があったのが論文と面接です。


文章を書くことは苦ではなく割と得意でした。慣れれば書ける、と感じました。
面接も、部活の経験等からくぐり抜けられる自信がありました。

そこでわたしは公務員試験において、こんなグランドデザインを描きました。


筆記は最低限の点数で合格。論文と面接で挽回。


事実、結果はこのようになりました。
地上は成績開示をしていないので分からないですが、国家一般職も特別区も筆記はボーダー周辺で通過しました。しかし、どちらも最終順位は真ん中くらいです。


本来、筆記・論文・面接すべて万全な状態にしていくに越したことはありません。
しかし、仕事しながらの受験ではやはり圧倒的に時間が足りない。

膨大な受験科目をどこまでスリム化できるか


が肝要なのです。



最低限の勉強だったため、受験時は本当に心配でした。
筆記は点数を自己採点できるため、ある程度自分がどの位置にいるかが分かります。
しかし、面接の出来に関しては自身では判断できません。

筆記の点数は最後まで響いてくるので、最終合格前は不安で仕方ありませんでした。


しかし、合格できました。
振り返ってみると、すべての科目に手をつけていたら、きっと膨大な暗記量を前に失敗していたと思います。

やはり手を抜くところを見極めたところに合格があったのだと思います。

これが「捨てる勇気」です。



それでは次回、実際に私が捨てたもの、スリム化したものについて書きたいと思います。

肌寒い日が増えたので、体調には気をつけてくださいね。


働きながらの受験で大切だと思うこと①

こんにちはnatsuです。
肌寒くなってきましたね。

最近安倍内閣の内閣改造がありましたね。
内定が決まってから、こういうニュースの内容を気にするようになりました。
世の中の動きに敏感にならなければいけないと思うこの頃です。

二ュースへの理解は時事や論文対策にも繋がるので、勉強の息抜きに(?)新聞を1面だけでも読んだり、ネットニュースのトピックを眺めるのもいいかもしれません。


さて、今回は働きながらの受験で大切だと思ったことについて自身の経験を振り返って書きたいと思います。


それは……
「自己分析に基づいた戦略」だと考えます。

働きながらの受験では、ネックとなるいくつかのポイントがあると思います。
勉強のスケジュールが立てにくい、予備校の通信講座を受講していても相談に行く時間がない、面接練習ができない…などいずれも「時間がない」ということなんです。
 
やはり、新卒やフリーターの方に比べると、試験対策に使える時間が圧倒的に少ない。
したがって、「効率的な対策をする必要がある」のです。


そのために大切なのが自己分析です。

ここで必要な自己分析とは、「試験全体を見通して自分の強みと弱みを把握した効率的な対策をすること」を指します。


公務員試験は主に
筆記試験 論文試験 面接試験 の3つに分けられます。
自己分析を行う際には
これら3つのうち何に・どのくらいの時間をかけるのかを考えることが重要だと考えます。


ここでわたしが主張したいのが「捨てる勇気を持つ」ということです。


②に続く……

勉強した科目ランキング

こんにちは、natsuです。

実はわたし、年内から働く組なんです。(どこかに書きましたっけ)日に日にその日が近くなってるので緊張してます。

国家一般職の場合、既卒者は早期採用(10月〜12月くらい?)もあるので選択肢のひとつにしておくといいかもしれないです。


先日、「どの教科をどのくらいやればいいの?」という質問を頂いたので、それについて書いてみたいと思います。

以下にわたしが勉強した科目をランキングにしてみました。

ちなみに勉強した専門科目は憲法民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、政治学、財政学(経済事情)です。


1位:経済原論

数的処理、と行きたいところですがミクロマクロの方が圧倒的に勉強してましたね。やはり馴染みのない科目だったので、慣れるまで繰り返し問題を解きました。

2位:数的処理

勉強しなかった時期も少なからずあったのですが、細く長くやってたので。

3位:行政法

行政法行政訴訟法がなかなか覚えられずにかなり苦労しました。年明けからとくに精力的に復習してました。
公務員試験対策本では憲法と同じくらいとりかかりやすい科目としてあげられてますが、やはり理解するにはかなり問題をやり込まないとダメだなぁと。

4位:民法

ほんっっっとに苦労しました。というか、最後の最後まで苦手だし、足を引っ張っていました。Ⅱの方は何度も捨てようと思ったんですが、結局がんばりました。講義は2.3回繰り返して聞きました。
どうしても自分には合わない、と感じたら捨てるのも作戦だと思います。


5位:憲法、文章理解、資料解釈

憲法はランキングに食い込んでるんですが、直前にまるっと復習すればよかったなぁと試験中に後悔した科目です。量をこなしてたのて安心してたんですよね。覚えることも少ないし。足元すくわれました笑かなり間違えた記憶が。
文章理解は1日1問解くようにしてました。今思うと英語にもっと力を入れておけばよかったなぁと。センター試験の英語よりも簡単なので、英語に苦手意識がない人は細く長くやるといいかもしれないです。
 資料解釈は特別区での問題数が多かったのでこれも1日1問か2問と決めて対策していました。 


やはり、馴染みのない専門科目落とすと痛手となる教養科目に力を入れました。経済と民法を捨てるのは難しいと思うので、このふたつをしっかり勉強するのはマストかなと。

数的処理は苦手な人でも、よく出る分野から「これだけは正解できる」という問題を増やすのが大切だと思います。
わたしは数的処理全般が苦手だったのですが、仕事算とか速さの問題とかその中でも得意分野を作って繰り返し問題を解いていました。


勉強大変だと思いますが、リフレッシュも大切にしてくださいね☻





公務員試験の試験種ごとの流れをまとめてみた

更新サボり気味ですみません、natsuです。(唐突に始まるのもどうかと思ってあいさつを入れてみました。 笑)

もう10月、早くから対策を始めてる人は主要科目を消化しつつある…くらいのかんじですかね。

ちなみに私は10月くらいまでものすごいハイペースで色んな教科を回していたのを、予備校の先生に止められた思い出があります。
1つの教科を入れるたびに内容が抜けてて復習ができてなかったんですよね。
量が多い公務員試験は、復習のやり方に工夫が必要かもしれないですね。


さて、今日は各試験種ごとの流れを書きたいと思います。(国般、特別区、地上)
今更かーい。と思いますよね。けど、意外試験の概要を知らないまま受験を終えてる人とかもいるので笑。
筆記〜面接〜合格の流れをまとめてみました。

東京都特別区

  1. 筆記試験(教養・専門・論文・性格検査)を受ける。
  2. 筆記の合格発表がある。(教養・専門・論文の総合点で決まる)この合格発表通知に人事面接の日程が書かれている。
  3. 人事面接を受ける。(ひとり15〜20分くらい。今年度から1回)
  4. 人事面接の合格発表がある。
  5. その日もしくは次の日に合格者に対して希望区からの提示があり、区面接を受ける。
  6. 区面接に受かると最終合格

  • 筆記でこけても論文がよければ挽回可能。(筆記は受かる)面接がよければさらに挽回できる(人事面接にうかる)
  • 人事面接に受かると名簿に乗る。そこから区面接を受ける。


国家一般職

  1. 筆記試験(教養・専門・論文)を受ける。
  2. 筆記の合格発表がある。(教養・専門の足切りに引っかからなければ受かる)合格通知に人事院面接の日程が送られてくる。
  3. 人事院面接を受ける。(性格検査もある)
  4. 人事院面接とは別に、官庁訪問がある。これは、官庁に内定をもらうためのものである。最終合格しても官庁訪問で内定を得なければ国家公務員にはなれない。
  5. 最終合格発表がある。(教養・専門・論文・面接の総合点によって合否が決まる)
  • 国家一般職の大変なところは官庁訪問の内定+最終合格という2つのハードルがあるところ。官庁訪問で内定を得ても最終合格しなければ内定は取り消されてしまう。やっかいなのは、スケジュール的に官庁訪問後に最終合格が行われること。

地方上級(関東型某県)

地上は場所によって違うので一概には言えないですが、わたしの地元の県はこんなかんじだよということで。

  1. 筆記試験を受ける(教養・専門・論文)
  2. 筆記試験に合格する(教養と専門の合計で合否決まる)
  3. 一次面接(性格検査、GD、個別面接)
  4. 二次面接(個別面接)
  5. 最終合格(論文と面接の総合点で合否が決まる)

  • 地上はいちばんシンプルでしたね、採用漏れもないし。自分の受ける自治体がどこに点数の重きをおいているかというのをしっかり確認したほうがいいと思います。

こんな感じです。
どの試験もやはり面接の配点が高い傾向にあります。ですが、まずは筆記で足切りに合わない勉強も重要です。
みなさん、体調に気をつけて頑張ってください☻

公務員試験振り返り〜ざっくり勉強スケジュール〜

公務員試験ってとにかく科目が多くて何から手をつけていいのか困りますよね。
私ももものすごく困りました。

捨て科目を作るとか作らないとか
併願先との兼ね合いとか
そもそも試験の制度自体をきちんと理解していなくて、あわてて試験直前に詰め込んだ科目もありました。笑

モデルスケジュールとはほど遠いですが、私のざっくりとした勉強スケジュールを書きたいと思います。


2014年5月〜12月

数的処理、資料解釈、文章理解、憲法民法Ⅰ、行政法ミクロ経済学マクロ経済学

・どこでも言われていることですが、数的処理は毎日解いたほうがいいと思います。わたしはしばらくやらない期間とかありました。あと、図形は完全に捨ててしまいました。

・文章理解は試験種によって雰囲気が違うので、自分の受ける試験問題に慣れるのが大切だと思います。わたしは特別区の問題が苦手でした。


2015年1月〜3月

○上記の科目についてはひたすら復習。
民法Ⅱ、政治学、世界史、日本史、地理、生物、思想、論文(3月から週に1テーマ)

憲法民法Ⅰの復習が追いつかず、新しいテーマをいれるごとにふっとぶので通勤時間で講義を聞き直してました。

・日本史と地理はある程度ヤマをはった勉強してました。


2015年4月〜6月

○試験種ごとの過去問、模試の復習

時事、財政学、経済事情(この三科目は試験一ヶ月前に詰め込みました)

もしかしたら抜けている科目があるかもしれないですが、こんな感じです。

捨て科目は、
○専門…行政学経営学、国際関係、刑法、労働法

○教養…物理、化学、数学、図形、社会科学(専門の勉強である程度はカバーできると思った)


まとめ(反省など)

・数的処理、資料解釈、文章理解(特に英語)はなるべく毎日やるべき

・経済、民法は早めに手をつけて試験日まで復習しつづけるべき

・財政学と経済事情の直前つめこみはかなりきいた。

・社会科学はある程度は専門でカバーできるがカバーされない範囲については過去問をやっておくべきだった


公務員試験の振り返り

昨日特別区の試験も無事合格し、
受験した 特別区・国家一般職・地上のすべてに合格できました。
(特別区の区面接は受けていないです)


大学卒業後、2ヶ月で公務員の予備校に通い始めました。
仕事をしながらの勉強は大変でしたが、その苦労が報われてよかったです。

今年度(2015)の公務員試験のスケジュールを振り返っていきたいと思います。

2014年 5月
某予備校の通信講座に申し込み。

2015年 4月
特別区・国家一般職 申し込み

2015年 5月
地上申し込み

2015年 6月
特別区筆記試験  (第1週)
国家一般職筆記試験(第2週)
地方上級筆記試験(第4週)

2015年 7月
第1週
国立大学法人申し込み

第2週
地上筆記合格発表 (第一次面接日は1週間後/二次面接は8月第2週の指定)
国家一般職筆記合格発表(人事院面接が8月第2週の指定)

第3週
地上1次面接(性格検査/クレペリン/GD/個別面接)

第4週
特別区筆記合格発表(人事院面接は8月第3週の指定)

2015年 8月
第2週
地上2次面接(個別面接)
国家一般職人事院面接(性格検査/個別面接)

第3週
特別区人事面接(個別面接)

第4週
1日目 A省拘束10時間 2集団1個 落ちる
2日目 地上の合格発表
           合格したので官庁訪問辞める

第5週
国家一般職最終合格
2日後に官庁訪問再スタートB省
その日のうちに内定

第6週
地上内定辞退
特別区合格 C区からの提示を辞退


こんなかんじです。
振り返ってみての感想。


  • すべての面接日がかぶらない&面接日はたまたま仕事が休みの奇跡的なスケジュール

  • はっきり言って筆記は手応え全くなし。特別区も国家一般職も面接と論文に救われた。

  • 神様ありがとう




ご報告

今日は特別区の発表ですね。
わたしは今職場で、受験番号の控えがないので合否不明でこれを書いています。


実は先週信じられないことがおきまして。

国家一般職の最終合格を受けて
官庁訪問開始日から約1週間後に
某省の官庁訪問に出向いたところ、

ごく短い面接を数回、最後の面接のあとにその場で内定をいただきました。

早期採用していただけるとのことで、
地元の県庁は辞退。
職場には急遽退職の旨を伝え、日程調整しているところです。


実は、国家一般職は受かっていないと思っていました。笑
筆記はボーダーに近いところにいたのですが、人事院面接と論文が良かったようで結局真ん中くらいの順位になりました。

国家一般職も面接と論文で逆転は可能なのかとびっくり。



以上、昼休みが終わるのでここまでにします。

ご報告でした。