アパレル店員が公務員に転職したブログ

就活失敗したアパレル店員が公務員試験に合格して今は中の人です。

高校時代の友人と話して思うこと

私は高校時代いわゆる進学校に通っていた。
ポジション的には進学校内のおちこぼれ(気味)。

クラスメイトはみんな名だたる有名国立大学・私立大学に進学している。


そんな人たちと受ける授業はさっぱり意味が分からなかった。(特に数学)
恐ろしい予習量。難しい問題集から出る宿題。授業前の小テストの暗記でさえ苦労した。


わたしは落ちこぼれた。完全に。



この学校でやっていくのは無理だと悟ってから、もはやまったく勉強にやる気を感じることができなかった。


なんで私がそんな高校に進学できたかというと、完全に部活推薦のおかげだった。
またこの部活がわたしをおちこぼれさせた。
この話は別の機会にするとして。
部活はほぼ毎日よる遅くまであって、勉強量も鬼のようにあって、
目標も行きたい大学もなかったわたしは勉強もせずに、とりあえず部活を一生懸命やっていた。



しかし、なんといっても周りの友人たちはそろって鋼の意志で勉強していた。
みんな、将来の夢があるらしかった。
それを隠すことなく堂々と語った。
すごいと思った。
わたしもそうなりたいとおもい、志望大学を決めた。
一時はほぼビリだった順位も、勉強へのやる気と同時にあがっていき、調子のいい時は真ん中くらいをとれたこともある。やっとこの学校の一員になれた気がして浮かれていた。
…甘かった。


 

そう、わたしは頭のいい周囲に囲まれたことによって、自分も同じように頭がいいのではないかと錯覚したのだ…
わたしはそこまで頭がよくなかった。
けど、この中で勉強してればなんか目標の大学にいける気がしていた。

…いけなかった。


この錯覚は卒業して5年ほどたつが、未だに消えていない。なんか、勉強すればできるような気がしている。
これが私のツメの甘さの原因であることは分析済みなのだが、なかなかなおらないのである。
今回の公務員試験においてもこの点が致命傷にならぬよう、ここに戒める。


高校時代の友達と飲んでいた時におもったので書いてみた。