アパレル店員が公務員に転職したブログ

就活失敗したアパレル店員が公務員試験に合格して今は中の人です。

【面接対策】既卒職歴有り組の志望動機の作り方

こんばんはーnatsuです。

 
職歴有りの方から多くコメントを頂くので、既卒職歴有りの方に需要がありそうな話題を。
 
前回私のダメ就活パターンを検証した記事 
 

 

 

 

 

志望動機は問題意識から作った方が良い
云々と書いたのですが、なんでこんなことを思ったのかについて書きたいと思います。
 
 
わたしは某予備校に一度だけ面接対策に行きました。ちょっと嫌な思いをしたのでもう2度と行くかと思い、それ以来その某予備校には行かなかったんですが、その時の話をしたいと思います。
 
 
わたしは前職がアパレルメーカーの販売員でした。
無事に筆記試験をパスし、面接対策を始める時にまず志望動機を考えます。
やはり流れとしては
 
前職での経験→公務員への志望
 
と繋げるのが自然かなと思いました。
ところが、私がアパレルを辞めたいと思ったのはあまりにも待遇が悪いのと(非正規雇用でした)、仕事が暇すぎたし将来の見通しがたたなかったのが原因です。
そんなことを正直に書けるわけもなく、
 
・接客業をして本当のサービスとは何かということを考えるようになった
・困っている人を救うことができる行政の仕事こそが真のサービスだと思い志望した。
 
当初、こういう志望動機でいきました。
これ、このままいったらダメ就活パターンを踏襲することでした。
 
確かにこれって経験に基づいてるんですけど、経験がふわっとしてるんですよね。
「本当のサービスとは何なのか考えるようになった経験」→公務員
 
って、いくら「物は言いよう」の世界でも(就活にこういう面があることは否定しないですが)説得力に欠けますよね。
 
 
以下が、私の志望動機をきいた予備校の講師の感想です。
 
これ本当に言うつもり?ダメだね。困っている人を救いたいと言っているけど、公務員は法律に基づいて仕事をしているだけと言われたらなんて答えるの?君、非正規雇用でしょう?まあ実際の理由は、大卒なのに非正規にしかつけなくて人生に失敗したから公務員受けたんだろうけど、もっと前職と結びるようなことを言わないと。(原文ほぼそのまま)

 

この予備校講師に言いたいことはたくさんありますが、彼の志望動機に対する意見はごもっともというか、確かに弱かったよなぁというのがわたしの感想です。

 

さて、件の予備校講師が定義するよい志望動機とは以下のようなものでした。

 

彼は言いました。

銀行員は割と言いやすいんだよ。

一番分かりやすい例は銀行員。銀行員という仕事の中で、地域経済と関わってきたがそれでは限界を感じた。それを解決するために公務員になった。公務員としてこういう仕事がしたい。

 

それを聞いて、私は

志望動機は問題意識から作るとうまくいくのだな」と思いました。

そしてその問題意識を前職と絡める。

前職での経験

問題意識

公務員なら問題が解決できる

 

基本的な構図は最初の志望動機と同じですが、最初の志望動機には公務員でなければならない理由がないのです。

けれど、問題意識→公務員でなら解決できるという構図をいれると、説得力のある構成になります。そして、その問題意識を前職の経験から提起することで、ポジティブな転職理由となります。

 

「○○に不満があったから公務員になった」というよりも「(前職の経験から)○○をこう変えたいと思ったから公務員になった」というほうが積極さが伝わりますよね。

 

そんなのないよ……と思った人もいるかもしれません。大事なのは、何にでも通用するようなふわっとした志望動機にしないこと!自分の語れる行政分野に複数切り口を持てるようにしましょう。

 

きょうはここまでです。